ニュースリリース
2011
産業用デジタルラベル印刷の高速フルライン化を実現
〜岩崎鉄工製ダイカットマシン、岩通製ラベル印刷機と50m/minの高速連動〜
2011年7月29日
岩崎通信機株式会社(本社:東京都杉並区、社長:近藤恒男、資本金60億円、略称:岩通)は、自社製産業用デジタルラベル印刷機「Label Meister(ラベルマイスター) EM-250A」と岩崎鉄工株式会社(本社:大阪府東大阪市、社長:岩崎吾郎、資本金2千万円、略称:岩崎鉄工)製ロータリーダイカットマシン「MD-250」との組み合わせにより、デジタルラベル印刷から後加工までのフルライン化を毎分50mという高速で実現いたしましたので発表いたします。
岩通が2011年1月に発売した産業用デジタルラベル印刷機「Label Meister EM-250A」は、操作性、コンパクト性、コストパフォーマンス性などのほかに、最大50m/minという高速印字性能を特長としています。 このたび、岩通と岩崎鉄工の技術提携によるロータリーダイカットマシン「MD-250」の商品化が完了し、「Label Meister(ラベルマイスター) EM-250A」との連動が可能となり、デジタルラベル印刷機の高い生産性を最大限に発揮する環境が整いました。これにより、産業用ラベル印刷業界におけるデジタル化がますます進展するものと期待されます。
ロータリーダイカットマシン「MD-250」について
岩崎鉄工製ロータリーダイカットマシン「MD-250」は、デジタルラベル印刷機「Label Meister EM-250A」と連動することを目的に新規設計され、「Label Meister EM-250A」で印字されたシールやラベルの抜き加工、ラミネート加工が可能です。岩崎鉄工の長年のノウハウを結集し、コンパクト設計ながら「Label Meister EM-250A」の最大速度50m/minに対応しています。
◇主な特長
・岩通製産業用デジタルラベル印刷機「EM-250A」との完全連動
・エッチング刃でのダイカットにより、ムラ取り不要でハーフカット加工が可能
・基材の間欠送り制御により、マグネットシリンダー・ギヤ交換は不要
・カス巻上げ装置、ラミネートユニット、蛇行制御装置(EPC)搭載
・単動、連動の使い分けが可能
【Label Meister EM-250AとロータリーダイカットマシンMD-250】
◇製造発売元
岩崎鉄工株式会社
◇機器本体価格
1,150万円(予定)
◇発売時期
2011年10月1日(予定)
◇納期
受注後 2ヶ月(受注生産対応)
◇仕様
機種 | MD-250 | |
運転速度 | 送り量(リピート長) | 運転速度 |
170〜250mm | 50m/min | |
85〜169mm | 25m/min | |
45〜84mm | 12.5m/min | |
原反幅 | 100〜250mm | |
最大ダイカット寸法 | 幅240mm×流れ250mm | |
最大原反径 | 400mmφ | |
最大巻取径 | 400mmφ | |
ラミネート径 | 400mmφ | |
所要電源 | 約12KW | |
機械重量 | 約1,000kg | |
機械サイズ | 全長2,176mm 幅1,568mm 高さ1,799mm |
お問い合わせ
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岩崎通信機株式会社 管理本部 経営企画部 広報グループ
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