投資家情報

株主の皆様へ

 
代表取締役社長 西戸徹

 

 

 

 

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。代表取締役社長の西戸徹でございます。

当社ホームページをご覧の皆様に当社第107期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)における事業の概況についてご報告申し上げます。

 

 

当期における我が国経済は、政府の経済政策や日銀の追加金融政策などが実施されたものの、中国の景気減速懸念をはじめとする海外情勢の影響により、株価や為替といった金融市場の動向が不安定になり、企業収益の悪化への警戒心が高まるなど、景気は先行き不透明な状況で推移しました。

 

このような企業環境の中、当社グループでは、当期を最終年度とする中期経営計画「WING2015 〜飛躍への挑戦〜」に取り組んできました。当初の目標達成には至りませんでしたが、中計の基本方針に基づき、新規分野の早期確立に全力を傾注するとともに、海外展開の強化やストックビジネスの基盤作りなど、将来への布石となる施策を継続して推進したことにより、エネルギーマネジメント分野における安定的な売上の確保、電子計測器やラベル印刷機の海外における販売提携先の獲得など、今後の事業拡大に向けた一定の成果をあげることができました。

 

当期の売上高は236億2千4百万円で前期に比べ4.7%の減収となりました。利益面では売上高の減少及び売上原価率の悪化に対して、当社グループをあげて費用の圧縮を推進しましたが、営業損失6億3千7百万円(前期2億6千1百万円の損失)、経常損失4億2千7百万円(前期9百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失5億円(前期5千1百万円の利益)といずれも前期に比べ大幅な減益となりました。

 

以上により、当期末の配当金については遺憾ながら見送らせていただくことといたしました。事情をご賢察の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

今後の我が国経済は、世界経済の減速懸念や金融市場の動向が不安定なことから、景気の先行きは不透明な状況にあり、当社グループを取り巻く環境は今後とも厳しい状況であることが予想されます。

 

こうした状況の中、当社グループでは平成31年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画「SCRUM 80」を策定しました。

 

平成29年3月期においては、グループ内の経営資源を集約し経営の効率化を図ること及び組織体制を再構築して収益性を向上させ、永続的な利益体質を実現することを目的に、本年6月に当社グループで希望退職の募集を行い、合わせて当社グループ内の会社統合を伴う組織再編を実施します。これら施策の実施により体制を立て直したうえで、新中計の最終年度に迎える当社創立80周年に向けて新たなスタートを切ることとしました。


株主の皆様におかれましては、今後ともご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成28年6月
代表取締役社長 西戸 徹