位相・振幅特性解析装置 / LCR(インピーダンス)解析装置 PSM1700シリーズ
周波数レスポンス&インピーダンステスタ PSMカタログpdf(1MB)
FRA 周波数応答アナライザ (Frequency Response Analyser)
VVM ベクトルボルトメータ (Vector Voltmeter)
最高のパフォーマンス
PSM17xx シリーズ(PSM1700/PSM1735)は研究・開発・教育から生産ラインまで、多機能と優れたコストパフォーマンスでお答えいたします。 PSM17xx シリーズは高精度なハードウェア、DSP と FPGA を用いた高速信号処理で高速・高精度な測定を実現しました。また、6 個の独立した機能キーで簡単な操作を実現しました
FRA 周波数応答アナライザ (Frequency Response Analyser)
PSM17xx シリーズは、発振器、2 チャンネルの差動入力ボルトメータ、オートスケール周波数掃引機能、不揮発性メモリを内蔵し、従来のFRA 機器では考えられないような高い精度とシンプルな操作性を実現しました。
特長
- 差動入力
- 周波数スイープ
- フーリエ演算分析による高度なノイズリダクション
- 自動ゲイン/ 位相差マージン
- メモリへの保存
FRAアプリケーション例
- 電源のゲイン/ 位相分析
- フィルタの設計とテスト
- スピーカーやアンプのテスト
- 機械的振動の分析
- 電子機器コントロールループの分析
PSM1700 インジェクショントランスフォーマ(SMPSテスト)
カーソルポイント選定時の
FRAデータテーブル
最適な表示形式への切り替えが簡単に行えます。
リアルタイム・データやグラフが、ワンクリックで切り替えできます。
リアルタイムモード
リアルタイムモードでは、カーソルキーで振幅、周波数をステップで調節できます。
VVM ベクトルボルトメータ (Vector Voltmeter)
アナログボルトメータのようなバーグラフと数値を同時に表示できます。
0.001°の位相分解能があります。
高定性なシグナルジェネレータ、真の実効値メータ、フーリエ分析を組み合わせることで競合製品をも上回る、高精度な位相測定ができます。
特長
- 全機能の同時測定が可能
- 内部・外部周波数源に同期
VVMアプリケーション例
- 電気化学材料分析
- トランスのテスト
- フェーズメータの校正
LCR Meter
外部シャント抵抗、LCR アクティブヘッド、インピーダンスアナライザインタフェースはPSM1700、PSM1735のどちらでも使用できます。LCR モードは単一周波数またはユーザが定めた周波数ステップで、素早く正確に全てのインピーダンスパラメータを計測可能。LCR Head:10µHz to 1MHz
IAI:10µHz to 35MHz
特長
- ワイドな周波数レンジ
- 周波数、位相、tanσ測定が可能
- オプションでシャント抵抗、アクティブヘッド、 インピーダンスアナライザヘッドを使用可能
- 測定結果はメモリに保存
LCRアプリケーション例
- 部品テスト
- 電気化学分析
- 回路インピーダンス分析
- 共振テスト
PSM1700+LCR アクティブヘッド
PSM1735+IAI
(インピーダンスアナライザインタフェース)
0.001°の分解能と安定した位相測定値は低ESRキャパシタのように特に位相安定性が必要なコンポーネントのテストに最適です。いかなるスイープポイントもカーソルで選定し詳細データ一覧を表示できます。
RMS ボルトメータ
高精度RMS 測定を必要としているアプリケーションのために使用可能。 多くのボルトメータと異なり、AC とDC を個別に表示し、dBm、ピーク、CF とサージ値も表示します。 2 チャンネルの入力は、電位差を持つ2 ポイントの同時解析を可能とした独立した差動回路を採用しています。 たとえば、ボルテージコンバータの入出力またはトランスの2 本の巻線間電圧を測定できます。
POWER パワーメータ
真のRMS 測定、高精度位相分析、高速計算と多用途グラフィックディスプレイの組み合わせは、パワーの急速な変化の影響を受ける多くのアプリケーションに理想的な測定結果を提供します。
特長
- 欠落のないデータのアルゴリズムでの真のRMS測定
- 基本波と4 個までの機能データを不揮発性メモリに保存
- スクロールでデータログの結果表示
- リアルタイムDFT による高調波分析
パワーメータアプリケーション例
- SMPSスタンバイ分析
- 歪み分析
- PFCテスト
ワットグラフとカーソル
データログ後の
リアルタイムディスプレイ
HARM ハーモニックアナライザ
ハーモニックアナライザは、2 チャンネルで同時に個々の高調波とTHDを測定。フーリエ変換アルゴリズムは、基本波成分にノイズや歪が含まれていても高精度に測定できます。
PCリモートソフト(弊社ホームページから無償ダウンロードできます)
PSMComm2ソフトでFRA、LCR測定(圧電素子回路シュミレーション機能)ができます。PSM1700/PSM1735はPSMComm2ソフトを使用することにより、FRA、LCRデータの取り出しが可能になります。