特長
- 本システムは防爆エリア(爆発危険箇所)で使用が認められた商品です。
- 構内電話交換機とページング装置を一体型で構築できます。(無線系&有線系、防爆エリア&一般作業エリア)
- 既設の通信設備との接続も可能です。
- 防爆型の一般電話機、ハンドセット、基地局は耐圧防爆構造および本質安全防爆構造です。防爆エリア用携帯端末は、本質安全防爆構造です。スピーカは安全増防爆構造です。
防爆とは(防爆構造とは)
防爆とは、可燃性のガスや可燃性の液体の蒸気、ミストが空気と混合した状態にある場所(爆発危険箇所)で、電機機器の設置や使用に伴う電気火花や高温部が、引火・爆発を起こさないよう適用する技術的手法・構造の事です。
具体的には、「爆発性雰囲気(可燃性ガス・蒸気)と発火源(電気火花・高温部)を隔離する」「発火能力を抑制する」といった方法が考えられます。
防爆構造の種類
岩崎通信機の防爆製品には以下の構造が採用されています。
- 耐圧防爆構造
- 強固な容器で機器を覆い、内部爆発の火炎や高温ガスを外部に漏らさない構造
- 安全増防爆構造
- 故障による発火が起こらないよう、安全性を増強した構造
- 本質安全防爆構造
- 発火が起こらないよう、あらかじめ電気火花のエネルギーを抑制した構造
防爆安全規格に基づいた製品ラインナップ
防爆壁掛形ハンドセットIWP-2130(6B)(防爆構造記号:id2G4)
安全増防爆形スピーカPXN-12RTC[10W]/PXN-15RTC[15W](防爆構造記号:eG4)
防爆基地局DC-BS3-EX(N)-2(防爆構造記号:ExdiaⅡBT4)
防爆エリア用携帯端末DC-PS8-EX-2 NEW(防爆構造記号:ExibⅡBT3Gb)
(新旧)検定品による防爆エリア用携帯端末と防爆エリア用アセンブリの組み合わせは、こちらをご覧ください
構成例
- 防爆エリアの通信設備として有線系と無線系のページングシステムをワンシステムで構築できます。
詳細は「有線ページングシステム」(有線系)、「DIGIX」(無線系)をご参照ください。 - 既設の構内電話交換設備と接続できるので、既設のインフラを生かしたまま、ご希望のエリアに防爆
エリア通信システムを導入することが可能です。 - 詳細につきましては、営業担当窓口にお問い合わせください。