Q&Aよくある質問

仕様について

対応メーターの種類には何がありますか?

「計器読む像」が読み取りできるメーターは以下の通りです。
メーターによっては読み取れない場合もありますので、事前の読み取りテストを推奨します。

- アナログメーター(扇形・円形)
  円形メーターは針の可動範囲が360°未満のものに限ります。
- 7セグメーター(発光・液晶)
- ドットメーター(ドットフォント・PCフォント) 
  読み取れないフォントについてはご相談ください。
- フロートメーター、 縁形メーター
- ランプ(点灯・消灯判別、点灯色判別)

回転式メーター(水道メーター)も読み取りできますか?

現時点では対応していません。

複数のメーターを同時に読み取ることは可能ですか?

可能です。ただし、読み取り可能なメーター数は、読み取り処理を行うPCのスペックと読み取り周期に依存します。
 ※参考:CPU Intel Core i5相当のPCにおいて、20秒周期で最大24メーターの読み取り確認済み

どんなOSに対応していますか?

本製品は、Windows 10 Pro(64bit)/11 Pro(64bit)で動作可能です。Linuxでは動作できません。

どんなカメラに対応していますか?

「計器読む像」は市販のUSBカメラとネットワークカメラを利用します。ネットワークカメラはMotionJPEG(動画)またはJPEG(スナップショット)に対応していることが必須ですが、正常に動作するかにつきましては、接続検証をする必要がございます。
(※)動作確認済みのカメラにつきましては、HP上部メニュー「構成・機能」内の「動作確認済みカメラ」をご覧下さい。

メーター内に複数の針がある場合も読み取りできますか?

メーター内に複数の針がある場合は、針の色を指定すれば読み取りができます(同じ色の針は読み取れません)。

カメラの設置角度はどうすれば良いですか?

読み取り精度が高いのは正面に設置した場合ですが、上下左右30°程度であれば、数%の誤差で読み取り可能です。

どれ位の距離でカメラを設置すれば良いですか?

サンプルのカメラ(1,080pのカメラ)では、メーターから約30~40cm程度離れた場所から読み取り可能であることを確認済みです。また、18倍光学ズーム対応のカメラでは、約5~6m程度離れた場所から読み取り可能であることを確認済みです。

どれ位の解像度が必要ですか?

カメラの性能などにも大きく依存するため、一概には回答できませんが、サンプルのカメラを使ってアナログメーターを読み取ったところ、メーター領域が縦横150ピクセルで読み取り可能であることを確認済みです。
また、7セグメーターはLED(発光タイプ)のもので、1桁あたり横25×縦35ピクセルで読み取りが可能であることを確認済みです。
(※)カメラの性能(フォーカス性能、センサ感度等)、読み取り対象のメーター(アナログであれば文字盤と針のコントラスト、7セグであれば、点灯消灯画素のコントラストや文字の太さ、フロートメーターであれば、フロートと背景の色の違い等)の条件により変動する可能性があります。

どれ位の照度が必要ですか?

弊社の検証結果は以下の通りです。
- アナログメーター  :10lx以上
- 7セグメーター(液晶):100lx以上 で読み取り可能
 ただし、メーターに逆光時には読み取りできないため、光を調整できるような工夫(遮蔽物や遮光カーテン、等)が必要です。

ネットワークカメラを使用した際の通信量はどれくらいですか?

以下の条件下における通信量は10Mbps(概算値)です。
ただし、カメラで撮影する画像や撮影環境によって値は常に変化しますので、概算値としてご理解ください。

<測定条件>
使用カメラ  : Panasonic BB-SC384B
解像度    : 1280×720
フレームレート: 30fps
動画形式   : MotionJPEG

JPEG画像を使用したスナップショット方式の場合は、測定ごとに数Mbpsの通信量です。

読み取り処理はクラウドで行われるのですか?

読み取り処理はクラウドではなくPC上で行われます。

IR(赤外線)カメラも使えますか?

赤外線カメラについてはMotionJPEG(動画)またはJPEG(スナップショット)に対応している事が必須条件ですが、ご利用可能です。
弊社で検証済みの赤外線カメラはi-PRO製「WV-U2130LAUX」、三菱電機製「NC-9600、NC-9820」です。
また、7セグメーターの場合は点灯部分と消灯部分のコントラストがはっきりしていること、アナログメーターの場合は単一針、かつ、針と盤のコントラストがはっきりしていると読み取り可能です。

ネットワークカメラからデータ取得する時のプロトコルは?

httpプロトコルです。

カスタマイズは可能ですか?

カスタマイズ内容に合わせて弊社で開発をさせていただく場合は、別途要件ヒアリングの上、開発費用をお見積させていただきますので、問い合せフォームからお問い合せください。

外部連携は可能ですか?

外部連携が可能です。計器読む像の接点出力機能により検出した異常を接点出力でお知らせすることができます。
またPLC連携機能を用いてMELSEC QシリーズおよびLシリーズへメーター読み取り状態や読み取り値を送信することができます。
連携パイプラインは読み取り結果をUDPパケットにて外部アプリケーションへ送信できます。
(外部アプリケーションプログラムについてはお客様で開発となります。)

設定について

事前設定は必要ですか?

初回のみ設定が必要です。

設定は専門知識がなくても対応可能ですか?

対応可能です。設定動画やマニュアルを参照いただければ、ユーザー様が対応できる内容となっています。

PCを再起動した場合、再設定は必要ですか?

カメラの位置が変わっていなければ、PC再起動後に再設定は不要です(ただし、設定ファイルの再読み込みは必要です)。

読み取り周期(頻度)は自由に設定できますか?

秒単位で設定可能です。設定範囲は(1~7,200秒)です。

保存データについて

取得できる内容(情報)にはどんなものがありますか?

ログ(日付・時刻・メーター名・値)とメーター画像を保存することができます。

メーター画像の保存形式は何ですか?

画像の保存形式は、JPEG、BMP、PNGの三種類です。

読み取り結果はどこに保存されますか?

読み取り結果(ログ・画像)はPC上、または(ネットワークドライブに割付可能な領域があれば)サーバー上に保存可能です。

保存されたカメラの画像はどのように探しますか?

画像フォルダの中から対応する日時で探すか、画像が保存される際にCSVファイルに出力されるフルパスを使用して探します。フォルダ分け機能を使うと、更に探しやすくなります。

CSVファイル名はどのようになりますか?

ファイル名は「20240902.csv(例)」のように西暦と日付が付いた形となります。

CSVファイルの保存期間はありますか?

特にありません。

CSVファイルへの出力タイミングはいつですか?

読み取ったタイミングで出力します。
既存のファイルに計測データが追加されて更新されるイメージです。

メーター毎にCSVファイルを分けて保存することはできますか?

できません。1台のPCで読み取っているメーター全ての情報が1つのCSVファイルに出力されます。

カメラ毎に出力するCSVファイルを分けることはできますか?

できません。1台のPCで読み取っているメーター全ての情報が1つのCSVファイルに出力されます。

CSVや画像データは、期限を超えると自動削除したりできますか?

できません。データを自動削除する機能はないので、必要がなくなった場合はお客様自身でデータを削除していただく必要があります。

午前中に一度出力停止させて、午後に再開した場合、CSVファイルの中身はどのようになりますか?

午前の読み取りを終了した時のデータの後ろに、午後に再開した時のタイムスタンプで記録/保存します。

CSVファイルは読み取る毎に更新され、一つのファイルがずっと残るイメージですか?

CSVファイルは読み取ったタイミングで、計測データが追加されて更新されます。また、CSVファイルは、選択された日毎/週毎/月毎のいずれかの設定に応じて、読み取ったタイミングで新しく追加されていきます。

価格等について

購入するソフトウェアの価格は?

弊社は「計器読む像」のライセンス販売(売切)をしております。
恐れ入りますが、詳細な価格については弊社営業窓口までお問い合わせください。

価格体系はどのようになっていますか?

「スタートアップセット(メーター1個対象)+ 追加メーター数分の追加ライセンス」を基本としています。外部連携等のオプション機能については別途加算されます。

事前検証について

購入前に検証できますか?

記録/保存を伴わない動作検証であれば、保存本体ソフトウェアをダウンロードするだけで実施できます。記録/保存ができる、2週間限定の無償トライアル用ライセンスも提供していますので、ご希望の方はお問い合わせフォームよりお申込みください。

検証時に借用できるものは何ですか?

原則、検証時に使用する期間限定のライセンスのみとなります。PCとカメラはお客様でご用意をお願いいたします。

無償トライアル、カスタマイズの
ご相談も多数承っております。
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