USECASE活用事例
省エネ意識向上につながりました
茨城大学・吉田研究室様にて、キャンパスの電力監視と一連の作業効率改善の一環として「計器読む像」をご導入いただきました。 導入後は、電力量の読み取り、出力、使用電力のHP掲載作業の自動化にご活用いただいております。(インタビュー回答:茨城大学大学院理工学研究科 吉田友紀子助教)
エクセルへの手入力がなくなり、業務効率が改善した。
―― 導入背景を教えてください
導入前は電力量が出力されるレシート状の紙面を確認し、その後エクセルファイルへ手入力がされていました。しかし、業務効率が悪いこともあり、リアルタイムにデータを自動取得できる「計器読む像」を活用することとしました。
計測値の見える化をリアルタイムに行うことで、構成員全員の省エネ意識向上を図りたい。
―― 導入後は、どのように活用していきたいですか。
計器読む像で読み取った数値を工学部HPの使用電力ページに自動でリアルタイム表示することを目指しています。
また、設定した閾値を超過した際、関係者に異常が通知される計器読む像のメール発報機能を利用して、エネルギー管理への活用を検討しています。
ランニングコストがかからない点が良い
―― 効果・感想を教えてください
ソフトが買い切りの為、使用上のランニングコストがかからない点や、ノートPCを用いた計測が可能な点がありがたかったです。
また、読み取り周期を簡単に変更することが出来るので使いやすいです。今まで30分単位で読み取っていたものを10分単位の読み取り周期にしたことにより、細かな数値の変化が確認できるようになりました。今後、大学の計測箇所を増やそうと思った際、追加したいメーターの数だけライセンスを購入すればよいので検討しやすいと思います。
導入前の適切な機器設置アドバイスや、今後の計測機器拡張の計画にも親身になって頂き、大変ありがたく思いました。
- 団体名
- 茨城大学大学院理工学研究科
吉田友紀子研究室(日立キャンパス) - 所在地
- 〒316-8511
茨城県日立市中成沢町4-12-1 - URL
(茨城大学工学部) - https://www.eng.ibaraki.ac.jp/
契約電力の見直しにより大幅な経費削減
当社の生産拠点である福島事業所では、経費削減を実現するために「計器読む像」を導入しました。
通信機能のない既存のデマンド計の前にWEBカメラを設置し、 しきい値を超えた際にはメールにてアラート通知を行う体制にしました。
結果、設備の稼働のコントロールにより、契約電力を超えることなく工場を運営することで、経費の削減に成功しました。 (年間で約200万円のコスト削減につながった例もあります)
余裕を持った契約電力を結んでいたので、改善の余地があると考えました
―― 導入背景を教えてください
弊社は使用電力がコントロールできなかったため、余裕を持った契約電力を結んでいました。デマンド計が上手く活用されていなかったなど、改善の余地があると考え、経費全体の2割を占める電力使用量を調査した結果、下記問題点を捉えました。
- 日毎、時間毎での使用電力量が分からない
- 古い設備の消費電力が把握できていない
- 担当者が直接デマンド計設置場所へ数値を確認しに行かなければならない
- ログ情報が簡単に取り出せない
- 予測値がピークに近づいてもアラートを発信する仕組みがない
計器読む像を使用してデマンドグラフを表示させることで、使用電力の推移を把握/共有できると考えました。また、設定した上限値を超えた時点でメールによる警告を発信させ、対象設備を停止させることができたら、ムダを発生させない仕組みが構築できるのではないかと思いました。
採用理由は主に3つあります。
―― 採用理由を教えてください
計器読む像を採用した理由は主に以下の3つがあります。
- PC、ウェブカメラ、計器読む像の追加設置のみで、PCデマンド監視環境を安価で構築可能。
- ログが残らない計器でも読み取ってデジタルで自動記録してくれるので、紙への記録を廃止できる。
- 見える化によって、消費電力を常時監視でき、ピークオーバーを回避できる。
年間約200万円の費用削減効果がありました
―― 効果・感想を教えてください
空調の利用によって夏季と冬季に電力消費が集中していることが分かり、ピーク回避が可能と判断して契約電力の見直しを行いました。導入前に比べて、16.5万円/月(198万円/年)の削減を実現しました。
費用削減効果
年間約200万円削減!
費用・期間・手作業の削減を実現しました
京都機械工具株式会社(以下、KTC)様は、 自社で製造した工具の出荷検査において、「計器読む像」を導入いただきました。
製品の生産量が増大し、手動検査機では対応しきれなくなりました
―― 導入背景を教えてください
弊社製品であるデジタル式トルクレンチ用の自動検査機が、仕様上の理由から新製品に適用できず、手動検査機にて検査作業を行っていました。その後、当該製品の生産量が増大し、手動検査機では対応しきれなくなった為、自動機復活へのニーズが発生しました。
しかし、新たな試験機開発には高額な費用と長期の製作期間が必要であり、投資回収も難しい状態でありました。そこで、休止状態の自動試験機に御社の「計器読む像」を組込むことで、自動機を再生できると考え、導入を決定しました。
生産量増加対応と手作業の削減を実現しました
―― 効果・感想を教えてください
費用と期間を大幅に抑制しながら、生産量増加への対応と手作業の削減を実現しました。また、相乗効果として当該画像処理システムを手動試験機にも展開し、更なる生産性向上と少人化を進めると共に、現場ニーズを受けた機能改善も行っています。
- 会社名
- 京都機械工具株式会社
- 設立
- 1950年
- 本社
- 京都府久世郡
- 資本金
- 10億3,208万円(東証2部 証券コード5966)
- 事業内容
- 自動車整備用工具、医療用工具および関連機器、その他一般作業工具 およびこれらに関連する機器の製造販売、ロストワックス製法等による工具および精密工作機械部品・産業用機械部品などの製造販売、不動産の賃貸、太陽光発電による電気の販売
- URL
- https://ktc.jp/
ワクチン冷凍庫をリアルタイムに温度監視
杉並区役所 様にて、管内の新型コロナワクチン集団接種会場におけるワクチン保管用冷凍庫の温度監視のために「計器読む像」を導入していただきました。
集団接種会場の冷凍庫を「計器読む像」で常時監視
国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が急ピッチで進んでいた当時、冷凍庫の電源トラブル等により、ワクチンが廃棄されるケースが発生しておりました。そこで、杉並区役所 様に「計器読む像」をご紹介し、杉並区管内の集団接種会場(8ヶ所)にある冷凍庫の温度計にカメラを設置して、リアルタイムに温度を監視する仕組みを設けました。
温度異常を検知した際にメール発報することで、電源トラブル等の早期認知・対応による廃棄防止が狙いです。
異常温度を検知してワクチンを廃棄から守りました
集団接種会場の温度計監視は、2021年7月から実施し、終了期間までの約3年間で2回ほど異常温度を検知して貴重なワクチンを守る事が出来ました。当初の狙い通り、異常を速やかに検知してメール発報が出来たため、メーターの自動読み取りが効果的である事が証明された事例と言えます。
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