パワーアナライザ PPA500シリーズ
各種機能
オートレンジ / アップレンジ / マニュアルレンジ機能
電圧電流のレンジ設定を3種類の切替モードから選択可能です。
- オートレンジ
入力電圧電流レベルに応じて上下レンジの自動切替を行います。
(常にADコンバータのダイナミックレンジを有効に使用して測定します) - アップレンジ
設定レンジの120%の入力に対して上レンジに自動切替を行います。
(設定レンジに対して過大入力によるオーバーレンジを防ぎます) - マニュアルレンジ
ユーザが指定したレンジ設定を固定して測定を行います。(レンジ自動切替なし)
(入力電圧電流範囲が既知で測定レンジを変えることなく測定したい場合)
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電力測定条件に合わせたワイヤリング設定
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ワイヤリング設定例
1相1電力計(single phase 1)
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2相2電力計(2 phase 2 wattmeter)
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3相2電力計(3 phase 2 wattmeter)
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3相3電力計(3 phase 3 wattmeter)
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様々な電力変化に応じた演算周期測定機能
表示更新速度
解析する電力の表示更新速度をVery Slow ~ Very Fastの5段階に設定でき、また直接時間設定も可能です。
スムージング機能
スムージングフィルタによってより電力を安定的に測定することが可能です。
スムージング時間は2段階設定(nomal/slow)が可能で表示更新速度の設定と合わせて、適切な電力測定が可能です。また、大きな入力があった場合のスムージングリセットのON/OFFにも対応しているので、早い応答が必要な測定にも対応しています
電力測定基準の設定機能
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電力測定の際の周波数・位相の基準をそれぞれ設定可能。待機電力などの電流が断続的に流れる電力の場合は基準を電流に設定します。
電力を測定する際に、周波数の基準と位相の基準をそれぞれ設定することができます。
周波数の基準については、待機電力などで電流が断続的に流れる場合などに最適です。また、モーターなどのスピード入力基準にも設定可能です