軟磁性材料の交流磁気特性を高周波まで正確に測定

本装置は、軟質磁性材料の交流磁気特性を測定する装置です。 材料、コア、部品、および装置メーカの研究開発部門、品質保証部門、並びに製造部門の新商品開発、製品検査に最適です。 BH/Pc測定機能に加えてm/L/Qの測定が可能です。

  • 測定周波数:10Hz~10MHz(SY-8218)、10Hz~1MHz(SY-8219)
  • 印加波形:正弦波、方形波(10Hz~1MHz)
  • 最大入力電流:±6A
  • 最大入力電圧:±200V
  • 励磁方法:自動励磁
(最大磁界、最大磁束密度、最大励磁電流、最大誘起電圧指定) 残留磁化を残さない様に減衰交番磁界を掛けて減磁

仕様

項目仕様
測定方式 CROSS-POWER法
測定項目 最大磁束密度(Bm)、残留磁束密度(Br)、最大磁界(Hm)、保磁力(Hc)、角形比(Br/Bm)、振幅比透磁率(μa)、コアロス(Pc,Pcv,Pcm)、位相角(θ)、総磁束変化(2Φm)、最大誘起電圧(V2m)、最大励磁電流(I1m)、皮相電力(VA)インピーダンス透磁率(μZ)、複素透磁率(μ', μ'')、損失係数(tanδ)、インダクタンス(L)、レジスタンス(R)、インピーダンス(Z)質係数(Q)、全高調波歪(THD)
測定波形B-Hカーブ、励磁電流/誘起電圧/磁界/磁束密度の波形
測定周波数 正弦波 10Hz~10MHz(SY-8218)
10Hz~1MHz(SY-8219)
方形波 10Hz~1MHz(Duty50)
磁界信号検出 無誘導抵抗器の両端電圧降下法最大許容電流±6A
磁束密度信号検出 誘起電圧検出コイル両端電圧検出法
最大許容電圧±200V
デジタイザ 分解能16bits  (8192points / cycle)
試料接続方式 2巻線法または1巻線法
表示方式 8.4型TFT-LCD SVGA 800×600ピクセル
電源 100V~240V50/60Hz 消費電力約130VA(MAX)
寸法(mm)、質量 420W×266H×480D(突起部含まず)、本体約12.5kg
外部メモリ USB(データストレージ)
付属品 PODカバー、ACカップルモジュール、パワーアンプケーブル(BNC-BNC)、 OSCケーブル(BNC-SMA)、電源コード、ユーザーズガイド、取扱説明書(CD)

価格は、システム構成により異なります。詳細につきましては、お問い合わせください。