2019年入社。電子計測機器の営業担当。文学部ということで出版や印刷業界に興味を持っていたが、「ものづくり」という切り口で視野を広げたところ岩崎通信機を知る。電子計測器や情報通信機など、多岐にわたる事業展開にひかれ、さまざまな業界の知識を身につけられると感じて入社を決意。趣味はアニメ。休日は配信でアニメを堪能しているほか、サブカルスポットなどにも足を運ぶ。
学校や防衛省、
企業に電子計測器のPRを行う
デジタル・オシロスコープなど、岩崎通信機の電子計測器の営業が私の仕事です。1年目は埼玉県・千葉県内の学校への営業活動を担当。2年目からは防衛省も担当するようになり、3年目以降は民間企業も訪問するようになりました。防衛省は入札が基本となりますが、学校や民間企業は私がこまめに足を運んでニーズを聞き出し、アナログ機器からデジタル機器への代替などを提案します。 お客様のもとへは一人で訪れてデモンストレーションを行うこともあれば、販売代理店の方と一緒に訪問することもあります。特に大学の先生は昔から岩崎通信機のオシロスコープを使ってくださっている方が多く、当社製品への信頼の厚さを感じます。“IWATSU”のブランド力が、営業にとっての大きな武器であることは間違いありません。
文系出身者として
ものづくりに貢献する喜び
製品のPRのためにさまざまな研究機関にも足を運びますが、先日はある機関で量子コンピュータの立ち上げに携わっている研究者の方とお話しし、装置の仕組みなどについて詳しく教えていただくという大変貴重な経験をしました。通常は立ち入ることのできない施設の中で、最先端の技術研究を間近に感じられることはうれしいですし、その場に岩崎通信機の電子計測器が並んでいるところを目にすると、誇らしく感じます。未来を拓いていく技術者の方々に貢献できているという実感は、何よりも大きなやりがいです。
私は文学部の出身ですので、学生時代には、まさか自分がこうした最先端の技術開発の現場で仕事をするようになるとは想像もしていませんでした。私が直接ものづくりに携わるわけではありませんが、電子計測器の提案を通じてサポートしていることに、文系出身者でもものづくりの一翼を担えるという、岩崎通信機の営業担当ならではの喜びを感じます。
後輩たちの
良きサポーターでありたい
入社前は私に電子計測器のPRなんてできるだろうかと不安でした。けれど先輩の同行訪問などを通じて基礎的なことから吸収したことで、無理なく知識が身につきました。理系と違って、文系だからこそつまずきやすいポイントがあるので、私の経験を活かすことで後輩の皆さんのハードルを下げてあげたいと思っています。実は私の上司も文系出身ですが、電気や機械の知識が豊富で、素晴らしいコミュニケーション力も備えています。ぜひ自分もこの上司のような存在になりたいと思っています。
いずれ女性のライフイベントを迎えることになるでしょうが、その際も仕事と両立させて、働き続けたいと考えています。エンジニアの中には子育てしながら活躍している女性の先輩がいらっしゃるので、その方も私にとっての素晴らしい目標です。